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夜間中学教師からの「夜間中学その日その日」

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2009年11月 8日

夜間中学その日その日(86); 守口夜間中学  白井善吾

近畿夜間中学校生徒会連合会の学習会
近畿夜間中学校生徒会連合会の学習会が2009年11月8日、天満夜間中学で開催された。参加者は150人を超えた。「夜間中学生にとっての就学援助はどうあるべきか」をテーマに熱い議論が展開された。

兵庫県、大阪府、奈良県の就学援助制度の実態についての報告があった。また八尾と守口夜間中学から闘いの報告を受けた後、各夜間中学から意見発表に入っていった。
「橋下知事は何を考えているのか?私は8年目を迎えたが、(就学援助が認められなくなっても)這ってでもでてくる決意です。みんなで闘いに立ち上がろう」
「就学援助は多くても1市で5人。守口市は30年以上、守口市以外の人にも支給をしてきた。私たちに言ってきたことと、現実に起こっていることと、この違いは納得できない。府教委の責任は重大だ。運動を続けていきましょう」
「どこに住んでいても、どの学校に通っていても、就学援助に違いがないような制度でなくてはいけない。認定されても、されない人があると心苦しい。力を合わせて闘っていこう」
「補食給食は継続されても、一方で就学援助は大きく削られた。以前の内容に戻すようあきらめず、運動を続けよう」
「府や府教委は弱いものいじめをした。みんな力を合わせて、復活させよう」
「初心に返り。市民の協力も得て、運動を続けていこう。私たちには選挙権がない。味方を作っていかないと、大きな力にしていこう」
「所得制限のため、受けられない人がでてきている」
「奈良には、各夜間中学に作り育てる会がある。夜間中学を支援する市民の団体だ。大阪にも市民の支援団体ができないのか」
生徒会の団結を大切に、闘いに立ち上がろう。力強い意見が相次いだ。
これらを受け、国に向けての取り組みと、方向性の報告を受けた。とりわけ、すべての人の学習権を守る「教育環境整備法案」の立法化を実現させようとの提起であった。国に夜間中学生の声を届ける。府が2年間と期限をつけている通学費の大阪府補助の問題についても、夜間中学生の闘いが重要である。
生徒会連合会会長は次の決議案を提起、全員で確認した。
決議文
大阪府が2009年度就学援助費・補食給食費を廃止し、居住市が負担することになりましたが、大きな問題点を残しました。
①出席日数...仕事や高齢や介護などいろいろな状況の中で学校に通っているので、昼の学校の子どもたちと違い、毎日通うことは難しいのです。
②支給年限...近くに夜間中学がなかったり、高齢などで通学手段が必要です。在学している間は支給してほしいのです。
③所得制限...厳しい所得制限のために、今年になって不認定になった人がいます。
④支給項目...居住市によって、学用品費や通学用品費などの項目がなくなったところがあります。
 夜間中学の長い歴史の中で、私たちは少しずつ学ぶ環境を作ってきました。しかし、上のような現状で学校に来られなくなる夜間中学生がでてきました。夜間中学が再び義務教育未修了者を作ることになります。在学している間の学習を保障するために、生徒会連合会は一致団結して、声をあげていきます。以上決議します。      2009年11月8日
近畿夜間中学校生徒会連合会『学習会』参加者一同

 副会長は、近畿夜間中学校生徒会の統一と団結の大切さを主張。「もう一度大きな集会を開き、昨年以上に頑張っていこう。夜間中学を育てる会の活動の再開を!」と訴えた。
 元気のわき上がる、学習会となった。

2009年11月 8日 22:16

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