2009年7月29日
「ゆとり教育批判」は日本の教育をよくするか:南亭駄樂
「ゆとり教育」という言葉が葬り去られようとしている。だが、雑談の中で聞いた話なので責任を持てる話ではないが、文部科学省のなかでは"ゆとり教育派"と"反ゆとり教育派"の勢力が拮抗しているらしい。教育政策に限らず、揺れ戻し現象はどこでも見られることだが、本質的な課題からずれたところで教育問題が論じられ、教育政策がいじられているように思うので、少し整理しておきたい。
2009年7月28日
100年に一度の「経済危機」って? :南亭駄樂
100年に一度の経済危機-ということを言い始めたのは誰なんだろう。
麻生首相が不人気から脱却するために外交で人気を挽回しようとしたとき、
日本経済はサブプライムローンに毒されていない、バブルがはじけたときに政府の資金投入をしたことで免疫ができており傷は浅い、ということで
この危機を乗り切るのに日本の経験を提供します、と言い出したのではないか。
つまり、それだけ世界が大変なときに日本は国際貢献します、と。
国際社会をリードすることに失敗した後、このフレーズは、解散-総選挙を避ける理由に使われるようになった。「政局より政策」と。
2009年7月27日
日本の大学のあり方-OECD報告から-:南亭駄樂
2009年5月13日の読売新聞は<「日本の大学さらに改革を」OECDが報告書>という見出しで、OECD(経済協力開発機構)が日本は大学改革をさらに進めるべきだとする報告書をまとめた、と報じた。これは2006年5月における訪日調査や文部科学省の資料によるものという。
<Yomiuri Online>http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20090513-OYT8T00283.htm
2009年7月26日
「言い切れない世の中」の政治と教育:南亭駄樂
衆院選が近づいている。地方にも政党のポスターが目立つようになったが、そのなかにピンクの服を着た女性の大写しのポスターがやたら目立つ。
女性党か、と思いきや、なにやら「憲法9条改正、北朝鮮のミサイルに...」などと写真に似つかわしくない"勇ましい"キャッチ。宗教団体「幸福の科学」が全国で300人弱の候補を立てるために作った政党らしい。
少数の当選者は出るかもしれないが、オーム真理教以来宗教の政党化に新しい社会的意味はない。むしろ、公明党が生き残れるかどうか、の問題の方が大きい。宗教政党にとっては危機の時代が訪れようとしているのではないだろうか。
2009年7月25日
冤罪事件と裁判員制度 ~赤堀さん傘寿の祝いに思うこと~:南亭駄樂
1954年静岡県島田市で起きた幼児誘拐殺害事件(いわゆる島田事件)で容疑を受け、死刑判決-確定から再審無罪で自由を勝ち取った赤堀正夫さんが、再びシャバに出てから20年、まもなく満80歳を迎えるというので5月にお祝いの会が開かれた。