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<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/post-13.html">
<title>日曜新聞書評欄簡単レビュー：三室　勇</title>
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<description>恒例の日曜新聞書評欄からの紹介。今日は読売新聞から。 村山富市、佐高信『「村山談話」とは何か』（角川oneテーマ21、７０５円）、評者・岩間陽子。鳩山内閣も村山談話を継承する旨、確か中国に伝えていた。ところで、この「村山談話」は、自社さ政権...</description>
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<![CDATA[<p>恒例の日曜新聞書評欄からの紹介。今日は読売新聞から。<br />
<strong>村山富市、佐高信『「村山談話」とは何か』</strong>（角川oneテーマ21、７０５円）、評者・岩間陽子。鳩山内閣も村山談話を継承する旨、確か中国に伝えていた。ところで、この「村山談話」は、自社さ政権時代の総理だった村山富市が戦後50周年を迎えた1995年8月15日に出した談話がもとになっている。この政権は瞬く間に瓦解し、社会党は大食漢の自民党に飲み込まれ消化されてしまった。しかし、この談話は、自民党政権になっても対アジア外交を縛ってきた事実は重い。<br />
　「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」（談話の一部）<br />
　この談話の当事者が佐高との対談に応じた本である。評者は、この談話は当時の連立与党に共有化されず、8人の閣僚が靖国参拝を続けたと書く。そして、その後16年間自民党政権がつづく。今度の政権交代によって、アジア外交がどう展開されるのかが注目されるが、その土台にこの談話があることも確かなことである。</p>

<p><strong>松尾文夫『オバマ大統領がヒロシマに献花する日』</strong>（小学館101新書、７２０円）、評者・渡辺靖。書き出しに、昨年、米国下院議長が広島の原爆慰霊碑に献花し、日本の衆議院議長が真珠湾のアリゾナ記念館で献花を行ったことを書いている。第二次世界大戦を巡る和解は、14年前にドイツと米英間で「ドレスデンの和解」を実らせた。日米間の和解は、相互の国の代表が戦争犠牲者に献花することで始まるのではないか。著者は、それを実現可能にするのに何が必要かを、この本で書いている。著者は共同通信のワシントン支局長を務め、今も活躍するジャーナリストで、「アメリカ・ウォッチ」というブログがある。この本は、ブログと連動して書かれたものだ。</p>

<p><strong>互盛央『フェルディナン・ド・ソシュール　〈言語学の孤独〉、「一般言語学」の夢』</strong>（作品社、６０００円）、評者・田中純。私たちは、言語は自分たちの外部に自律的に存在していると思っている。その通念を打ち壊したのがソシュールだと、まず評者は紹介する。「本書は、ソシュールが行った晩年の「一般言語学」講義の原資料の緻密な読解を通して、この破壊にいたる錯綜とした知的格闘の過程を」描き出した労作と評している。なぜ「一般言語学」なのか。それは「国語」のない「民族不在のヨーロッパ」の可能性、その「夢」に向けた逡巡と、後半で書いているが、それは普遍への強い欲求があるからだろう。ここらあたりは日本人にはまねできないものと感じる。</p>

<p><strong>金容雲『日本語の正体　倭の大王は百済語で話す』</strong>（三五館、１５００円）、評者・小倉紀蔵。著者は数学史が専門だが、日韓文化の関する本もいくつか書いている。7世紀頃までは日本語も百済語も新羅語もそんなに違わなかったという。では、今の違いはどこからくるのか。日本語は百済語の影響を強く残し、今の韓国語は中国語化した新羅語の影響をうけて、変形したからだと説明する。韓国では半島統一後の新羅が中国化（唐化）し、中国式の読みをするようになり、音韻が日本語の30倍増えたという。一方、百済の影響を受けた日本語は漢文を訓読する方法が定着し、日本独自の文学が生まれた。韓国ではこの音韻を記述する方法としてハングルが生まれるが、それは15世紀になってからだ。「現韓国語がオリジナルで日本語はその変形」といった誤解が韓国にはあるそうだが、実は日本語のほうが原型に近いというのが、著者の主張のようだ。先のソシュールの「一般言語学」とは違うが、日本語の生成の多面性を知ることができる。</p>

<p>毎日――<br />
<strong>濱口桂一郞『新しい労働社会』</strong>（岩波新書、７３５円）、評者・伊東光晴。著者は労働法の研究者。労働をめぐる裁判にもふれているが、労働をめぐる社会に発言しているところがこの本の目新しさのようだ。なぜ日本は長時間労働が多いのか。裁判は、働く者の生活を重視しているのか。事実は反対で、高齢の母と２歳児を抱えて働く保育士の女性が遠距離通勤を要する配転を拒んだところ、会社は解雇し、最高裁も会社を合憲とした事案などをあげて、最高裁の判断を批判している。日本の会社の雇用契約は労働内容を問わずに会社と契約するが、欧米では、仕事内容とその報酬を契約する違いを挙げていた。このあたりも長時間労働につながっている理由である。</p>

<p><strong>アーサー・ミラー『ブラックホールを見つけた男』</strong>（草思社、２６２５円）、評者・海部宣男。この本は京都評（評者・渡部潤一）にもある。ブラックホールがＸ線天文学により観測されたのは1970年代だが、その存在を予見したインド青年のチャンドラセカールは後年（1983年）ノーベル賞に輝く。彼は18歳の時に高密度に縮んだ星は壊滅的な終わりがあると考え、簡単な数式とともに「英国王立協会報」に送った。チャンドラ青年は英国に渡り、博士号をとり、この論文を仕上げて王立天文学協会で発表する。ところが時の天文物理学の重鎮、エディントンに完膚無きまでにたたかれる。その後も執拗にチャンドラを批判し続ける。京都新聞評は「どん底から頂点、科学者の奮闘」と見出しがついているが、その後、ブラックホールの存在がＳＦではなく、実際に存在していることが明らかとなり、チャンドラセカールの予見の正しさが理解されるようになるわけだが、この間の天文物理学の歴史とともに読み物として、楽しみたい一書だ。本の題名は「見つけた」となっているが、これは間違いで、その存在を予言したが正確と、評者・海部は書いていた。渡部評は、科学者が感情抜きで判断するというのは大いなる誤解だと、書いていた。<br />
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<dc:date>2009-09-27T09:27:44+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/post-12.html">
<title>コラム「風」　サイトカインストーム　　三室勇</title>
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<description>▼現在、新型インフルエンザで国内の死者が15人出ている。15人目は17日に横浜で亡くなった12歳の男児で未成年で最初の死亡例だった。男児は高熱を出し、心筋炎と診断され、入院中の検査でＡ型インフルエンザとわかった。男児は気管支喘息の持病があっ...</description>
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<![CDATA[<p>▼現在、新型インフルエンザで国内の死者が15人出ている。15人目は17日に横浜で亡くなった12歳の男児で未成年で最初の死亡例だった。男児は高熱を出し、心筋炎と診断され、入院中の検査でＡ型インフルエンザとわかった。男児は気管支喘息の持病があったが、死因は呼吸器ではなく、頭蓋内出血といわれている。</p>

<p>▼15日、沖縄で基礎疾患を持たない健常な24歳の女性が亡くなった。感染後重症化し、くも膜下出血を併発したことが死因だった。医師は肺炎の進行が早く、重症化したと印象を述べている。出血原因は不明と答えていた。</p>

<p>▼医師は次いで「これは想像だが、死亡した女性は、ばい菌やウイルスに対して体内で免疫反応が過剰に出る『サイトカインストーム』が起こり、白血球の減少や肝臓の機能低下などを引き起こしたのではないか。若い人ほど激しく反応するため、サイトカインストームが起こりやすいとされる」（沖縄タイムス、ネット版、18日）と語っている。</p>

<p>▼サイトカインストームとは何か。まずサイトカインとは細胞間の情報伝達物質である。一般に細胞の増殖、分化、死（アポトーシス）のゴーあるいはストップは周囲の細胞と密接な情報交換が行われている。その任務を果たしているのがサイトカインだ。情報伝達物質にはホルモンが知られているが、これは特定臓器から分泌され、血流に乗って遠路はるばる標的まで届くといった仕組みである。サイトカインは比較的局所で情報を交換しあい、特別な産生臓器はない。多くは免疫細胞から産生される。こうした細胞がわかったのは、30年ほど前のことである。現在、数百種類発見され、なお途上にある。</p>

<p>▼サイトカイン同士は相互に影響し合っており、複雑な相関性で成り立っている。新型ウイルスの増殖による炎症が起こると、さまざまなサイトカインが総動員されて、過剰反応を起こすのではないかと考えられている。これがサイトカインストーム（サイトカインの嵐）である。</p>

<p>▼新型インフルエンザには早い対応が必要である。抗ウイルス薬を疑いがあったら、すぐ使うことだ。イギリスでは、行政サイトがネットで問診し、診断する方法をとっている。インフルエンザと診断されると家族、友人が抗ウイルス薬をもらいに行き、患者に投与するといった簡便な方法がとられている。新政権も大胆な新型インフルエンザ対策を打ち出すべきではないか。</p>]]>
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<dc:date>2009-09-19T08:10:26+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/post-11.html">
<title>今日の鳩山新政権の会見は内閣記者クラブの仕切りか　三室勇</title>
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<description>大手マスコミは記者クラブ問題を伝えない。ＰＪニュースによると、今日の首相官邸での記者会見は内閣記者クラブの仕切りで行われるようで、会員でないジャーナリストは閉め出されることになりそうだ。民主党はこれまで党本部で行われる記者会見はすべてのジャ...</description>
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<![CDATA[<p>大手マスコミは記者クラブ問題を伝えない。ＰＪニュースによると、今日の首相官邸での記者会見は内閣記者クラブの仕切りで行われるようで、会員でないジャーナリストは閉め出されることになりそうだ。民主党はこれまで党本部で行われる記者会見はすべてのジャーナリストにオープンにしてきた。それは記者クラブ制度がこれまで政治家、官僚と癒着し、真実を隠蔽する側に働くことへの批判があったからだ。ところが権力を握った瞬間からジャーナリストにオープンを売ってきた民主党が二の足を踏んでいる。</p>

<p>慣例を盾に官邸会見は内閣記者クラブ主催で行うことになりそうだ。大手マスコミ記者だけが質問できる恒例のやつだ。確かに権力側からいえば、予想もしない質問にあたふたしなくてすむ安心はあるだろう。しかし、欧米では記者クラブ制度などなく、基本的には全てのジャーナリストに開かれている。もちろん、登録制などになっているが、日本のように大手新聞、大手放送網、二つの通信社、地方紙などで構成され、そのほかは一切取材が許されないのとは大違いだ。もちろん韓国も盧武鉉政権のときに記者クラブを廃止している。</p>

<p>日本の場合は、国、地方など行政機関に一律にこの記者クラブができていることが問題だ。新聞、放送が金太郎飴のように同じような記事に明け暮れているのは、この制度によるところが大きい。メディアと政治家、官僚のもたれ合いの構造ができているといわれても仕方がない。もし民主党政権が記者クラブ制度を維持する側に回るとすれば、それに足をすくわれることになるかもしれない。<br />
</p>]]>
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<dc:date>2009-09-16T01:10:51+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/post-10.html">
<title>日曜新聞書評欄簡単レビュー：三室　勇</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/06/</link_daily>
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<description>恒例の日曜新聞書評欄からの紹介。今日は朝日新聞から。 新井政美『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』（青土社、２５２０円）、評者・柄谷行人。オスマン帝国は623年続いて、第一次世界大戦後の1922年に多数の国家に分裂し、トルコ共和国に縮小された...</description>
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<![CDATA[<p>恒例の日曜新聞書評欄からの紹介。今日は朝日新聞から。<br />
<strong>新井政美『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』</strong>（青土社、２５２０円）、評者・柄谷行人。オスマン帝国は623年続いて、第一次世界大戦後の1922年に多数の国家に分裂し、トルコ共和国に縮小された。1990年以後の旧ユーゴスラビアやイスラム圏で起こる問題はオスマン帝国が以前統治していたところだ。オスマン政府の場合は西洋諸国、ロシアから浸食されるなかで、西洋化し、国民国家をつくったという経緯のようだ。ここでも日本同様、軸は西洋近代をモデル化せざるを得ない時代背景がある。「本書が論じているのは、オスマン帝国の近代化を担ってヨーロッパに留学したさまざまな知識人群像である。かれらの言動は矛盾に引き裂かれていた。国内では政体に反対し、新聞を発行し、小説を書き、言文一致のトルコ語を創出する。西洋に対しては、イスラム教を擁護し近代西洋思想を批判する」（柄谷評）。これは明治期の日本の姿が二重写しに見える。西洋近代との位置取りが、その後の曲折に大きく影を投げかけている。評者も「われわれにとって疎遠な話ではない」と書いている。</p>

<p><strong>ローレンス・ライト『倒壊する巨塔　アルカイダと「9.11」への道　上下』</strong>（白水社、各２５２０円）、評者・松本仁一。9.11の実相に迫った調査報道で07年にピュリツァー賞を受賞している。ビンラディンの生い立ちから彼の身長まで、事細かに調べ上げ、実戦経験のない夢想家だった彼が、過激な指導者で拷問を受けたことがあるザワヒリに出会い、民間人を犠牲にしても仕方がないという考えを持つザワヒリと組むことで、アルカイダが生まる、その経緯を追っている。アルカイダは93年に貿易センタービル爆破事件を起こしているが、FBIはイスラム過激派を警戒していた。その捜査責任者はジョン・オニール特別捜査官だった。すでにCIAは過激派リストをもっているが、FBIに渡そうとしない。9.11があってはじめて、リストが渡ったという。オニールについては女性関係まで取材し、人物像をリアルに描き出している。こうした徹底した調査報道と実名入りの記述がこの事件の真相の一端を明らかにする。</p>

<p><strong>諸橋泰樹『メディアリテラシーとジェンダー　構成された情報とつくられた性のイメージ』</strong>（現代書館、２３１０円）、耳塚寛明。この本は、「メディアがどんなジェンダーを構成しているのか。女性雑誌の内容分析によって、メディアが女性を思考停止させ、女性としての「勝ち組」（セレブ）を指向させていることや女性に対する「痩せ強迫」の構成を明らかにする」（評者）。もう１つは、メディアがリアルをどう構成しているかを検証する。日本でも社会的性別から自由に自己決定できるジェンダーフリーが論じられ始めた頃に、教育現場での性教育を過激な左翼思想結びつくものとし、ジェンダーリーとともに自民党右翼から激しい批判、バックラッシュが起こったことがある。こうしたことを含めてメディアが作り出す男・女には批判的な見方、リテラシーが欠かせないことは確かである。</p>

<p>日経――<br />
<strong>ニナ・バーリー『神々の捏造　イエスの弟をめぐる「世紀の事件」』</strong>（東京書籍、１８００円）、評者・吉田司。2002年にエルサレムでイエスの弟、ヤコブの骨箱が発見されたというニュースがあった。イエスの実在を伺わせるもので、キリスト教世界では一大センセーショナルな事件だった。ところが2004年に古美術マニアのゴランの詐欺事件であったことがわかった。本書は、このゴランとそれを追うガノール刑事を追跡劇を描き出す。もう１つ面白いのは、実はガノールはさらに古い旧約時代のソロモン王の実在を伺わせるヨアシュの碑文の偽造事件を追っていた。この碑文がもしホンモノと認定されれば、ソロモンの実在が証明され、イスラム教徒の管理下の神殿の丘だけでなく、パレスチナ全土の領有権主張の根拠になりうる。こうした真贋には国家・民族の未来にも影響しかねない壮大な偽造ということになる。</p>

<p>読売――<br />
<strong>ベネディクト・アンダーソン『ヤシガラ椀の外へ』</strong>（ＮＴＴ出版、２２００円）、評者・田中純。『想像の共同体』の著者が日本の研究者、学生に自らの知的遍歴を語った本で、日本でのオリジナルな出版物である。インドネシアでは「ヤシガラ椀の下のカエル」という諺があり、頭上の椀を天空と思い込むような、狭い独りよがりを戒める言葉として使われる。偏狭なナショナリズムへの戒めである。それは著者の生育歴からもいえる。中国生まれ、アイルランド育ち、ケンブリッジ後はアメリカで東南アジアをフィールドに政治学を研究してきた。うち向きになりがちな日本人に彼の言葉が魅力的に響くのではないか。<br />
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<dc:date>2009-09-06T09:46:22+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/post-9.html">
<title>編集局からの手紙　民主党圧勝、とりあえずは期待したいが...　三室勇</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/mimuro/2009/09/01/</link_daily>
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<description>  沖縄タイムスの３１日社説は、&quot;民主圧勝「世替わり」の始まりだ&quot;と書いている。冒頭で、「驚くしかない結果だ。山が動いた」と最大級の表現をもちいて、長き自民党の世に終わりを告げたことを確認する。その原因の一つとして―― 　「小泉元首相の構造...</description>
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<![CDATA[<p>  沖縄タイムスの３１日社説は、"民主圧勝「世替わり」の始まりだ"と書いている。冒頭で、「驚くしかない結果だ。山が動いた」と最大級の表現をもちいて、長き自民党の世に終わりを告げたことを確認する。その原因の一つとして――<br />
　「小泉元首相の構造改革で公共事業が減り、建設業界には『自民以外の政党でも』という雰囲気が蔓延（まんえん）した。中央との『太いパイプ』を活力とした旧来の政治が変容した」ことを指摘している。<br />
　<br />
　「民主党は、官僚政治を打破し、政治主導を掲げる。予算編成や外交の基本方針を策定する『国家戦略局』を設置し政治主導で政策決定を進めていく考えだ。有権者の期待も脱官僚にある」と書くが、自民党―官僚―大企業の構造的癒着のおこぼれにあずかるこれまでの世を変えていくのは大変なことだ。脱官僚を唱えるのはいいが、あっさりと官僚たちにしてやられる可能性大という観測もある。</p>

<p>　今回の民主圧勝は選挙上手の小沢一郎が仕掛けをつくったともいわれている。いま民主党は、幹事長人事をめぐって、小沢か岡田かといった綱引きが行われていることを新聞が伝えている。小沢一郎のねらいは何か。不気味なところがある。なにしろ福田政権と大連立をぶち上げた思想の持ち主であり、かげろうのように影が薄かった細川政権を根回しした人物でもある。容貌カイイなこの人物の頭の中には近い未来に政界再編を考えているという噂もきく。<br />
　いずれにしても選挙民は、マニフェストの実行をみまもり、おかしな動きにはノンを突きつける気構えが必要だろう。</p>

<p>　最後に期待したいこととしては、民主党の鳩山由起夫代表は、永住外国人の地方参政権に賛成の立場で、これまで国会質問に立ってきた人物である。この政権で、ぜひそれを実現してもらいたい。また日本の戦争犯罪を明らかにする「恒久平和調査局設置法案」の議員立法にも参加してきたと聞く。友愛を説く立場で、ぜひ実現してもらいたい。<br />
</p>]]>
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<dc:date>2009-09-01T07:54:42+09:00</dc:date>
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