'."\n" ?> 川瀬俊治の「森羅万象」:特集「麻生政権の終焉、そして・・」
川瀬俊治の「森羅万象」

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2009年7月11日

特集「麻生政権の終焉、そして・・」

政党選択は何を基準とするかは、政策であることをまず抑える必要がある。自民と民主との政策の違いは。また公明、社民、共産、国民新党の違いは......を考えねばならない。

麻生さんの人気のなさは政策のアピールが少ないことだろう。小泉さんの政策の訴えては強烈で、有権者はその魔術にのり、自民の大勝が先の総選挙だった。新自由主義のもとでの市場開放で、何かよい時代が来ると錯覚してしまった。郵政民営化がその典型である。

しかし、熱狂的な人気を支えたのは背後に思想的土壌としてナショナリズムがある。この国はより富むだろうという信仰に近未来を描く期待偏重のナショナリズムである。

ところが新自由主義はほころび、昨年から世界禁金融恐慌で不況が続く時代に突入した。

こんな時代だから、小泉路線の継承とは時代錯誤もはなはだしいことになる。だから麻生さんは「実は私は郵政民営化には反対だった」と口を滑らせてしまった。正直な時代感覚だ。

しかしそれは小泉人気を支えたナショナリストの傷をあばくようなものであり、これで支持率はダウンしてしまった。それでは近未来での国富論はどの政策にあるのかということになる。

多分自民は新総裁を選出して有権者に新着姿の自民を見せつけようとするが、期待される国富論は打ち出せない。もう思い切った改革、あるいは新たな角度でこの国を見直すという新たなナショナリズムの声に添うことができないからだ。

あまりにも制度疲労が進んでいる。官僚の肥大、社会保障制度の混乱、地方の反乱など。そういう時代だからこそ、政策をじっくり見比べる、与党対野党。2大政党時代で収斂できるものではない。民主はどう野党をまとめるかにある。今後はその力量が試される。無論、権力の一角に参加するという政治の泥臭い取引も含めてである。

しかし、あの東国原宮崎県知事の問題はどこに行ったのか。自民も東国原知事もマイナスだった。それはもうはじめからわかっていたことだ。

2009年7月11日 00:00

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