片山通夫の「取材手帖」

2009年11月 6日

09年の肖像「シガーエフ氏」:片山通夫

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  キルギス国立美術館の館長ユリスタンベク・シガーエフ氏にインタビューする機会を得た。キルギスという国をご存じだろうか?2008年の外務省データによると人口540万人の中央アジアの小国である。首都はビシュケク。旧ソ連邦の一員だったが1991年に独立したがCISの枠内にとどまっている。民族はキルギス人(64.9%)、ウズベク人(13.8%)、ロシア人(12.5%)、ダゲスタン人(1.1%)、ウクライナ人(1.0%)という比率だ。中央アジアの他の国々と同様、イスラム教の信者が多い(75%)。

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2009年10月30日

09年の肖像「柿屋を作る」:片山通夫

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 古老柿をご存じだろうか?冬近くなるこの時期、京都・山城地区では古老柿作りに忙しい。写真は稲刈りの終わった山里で足場丸太を組んで渋柿を干す「柿屋」と呼ぶ柿を干す小屋を作っている風景だ。

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2009年10月23日

09年の肖像「韓国・小鹿島」:片山通夫

韓国に小鹿島という小さな島がある。1916年日本の植民地時代に朝鮮総督府の指示作られたという。ハンセン病患者の「収容(隔離)施設」である。現在はもうハンセン病は完治する病気として認知されているが、当時はそうではなかった。
 写真は韓国・小鹿島に住む元患者のポートレートである。人権に考慮して一部を目隠しした。

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2009年10月16日

09年の肖像「金春子」:片山通夫

  091016mk.jpgキム・チュンジャと読む。サハリンの韓国語放送のボスである。筆者がサハリンで取材するときには、素晴らしい協力をしてくれるありがたい存在でもある。10年前に初めてサハリンへ行った時には彼女の放送はラジオ放送だけだった。古い機材をだましだまし使って、韓国語でニュースや韓国の音楽などを放送していた。

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2009年10月 9日

09年の肖像「自転車タクシードライバー」片山通夫

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  すこし派手な写真になってしまった。何よりも珍しくカラーである。マレーシアという国をご存じだろう。東南アジアの中心に位置するマレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部・サバサラワク州から成り立っています。国土面積はマレー半島部分とボルネオ島部分を合わせ、33万228平方キロメートル。日本の面積の9割弱の広さの土地に、日本の16%の人口が住んでいることになります。(この項マレーシア政府観光局HPより

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2009年10月 2日

09年の肖像「パク・ヘリョン」:片山通夫

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サハリン生まれの、所謂サハリン韓人二世である。ソ連邦時代は、ソ連共産党の要職に就いていた。そして現在サハリン韓人組織の先頭に立ち、日本政府、韓国政府を相手に補償問題に取り組む。筆者も何度かインタビューをした人である。

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2009年9月25日

09年の肖像「ブイコフの証人」:片山通夫

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  昔、サハリン南部が樺太と呼ばれていた頃、内淵という町があった。現在はブイコフと呼ばれている。その町は、樺太最大の炭鉱の町だった。帝国燃料興業株式会社という国策会社が運営していた。石炭から石油を製造していたという。

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2009年9月18日

09年の肖像「朋友」:片山通夫

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「おはよう」と筆者。
「なんや?こんなに早く...」
「いやちょっと関空へ行く用事があって」
「関空?ここは泉北ニュータウンの中やで」
「いや、車だったので時間を読み間違えた」

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2009年9月11日

09年の肖像「韓国の友人」:片山通夫

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 突然、電話がかかってきた。電話の向こうで何か申し訳なさそうな声がした。いささか心もとなさそうだった。
「キムデスガ・・・」
「エー?いまどこよ?」
「ニホン・・・」

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2009年9月 4日

09年の肖像「出石の町で」:片山通夫

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 今年82歳になる。娘は「仕事を辞めたらいいのに」とうるさいのだけどと笑う。兵庫県北部の町・出石は皿そばで有名な小京都と呼ばれる歴史的な美しい町で唐辛子を売っている。

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2009年8月28日

09年の肖像「行き交う人」:片山通夫

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  京都に「流れ橋」という橋が木津川という川に架かっている。その名の通り川の水が多くなると流れると言う仕掛けの橋だ。詳しい説明は置くとして、ここに架かっている橋は(どこでもそうだろうが)生活のための橋である。

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2009年8月21日

09年の肖像「カン・シンニョン」:片山通夫

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 「熱い」人だという印象を最初に受けた。彼女は韓国から日本に来た。もう8年になるという。達者な日本語を駆使して在日韓国人の多く住む大阪の町を走り回っている。

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2009年8月14日

09年の肖像「ヒマワリ畑」:片山通夫

 090814mk.jpgその日はあいにくの雨だった。それにもうすでに時期が遅かったのか、15万本のヒマワリは、見るも無残な様子だった。盛りを過ぎて雨にうたれているヒマワリ。

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2009年8月 7日

09年の肖像「ミッチャンのこと」:片山通夫

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 沖縄出身だという。昨年秋に店を開いた。沖縄料理と酒。酒は泡盛と焼酎が中心だ。料理は彼女手作りの沖縄料理。こちらでは手に入らない食材は「沖縄から取り寄せる」と胸を張る。店の名前が変わっている。「たこふじ」。なぜこんな名前になったのか少し興味があったので聞いてみた。(写真:たこふじで09年8月4日夜撮影)

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2009年7月31日

09年の肖像「インド・ムンバイで」:片山通夫

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  インドも多民族国家である。それに加えて、カースト制度が生きている社会が残っている。在大阪インド総領事館では公式には「カースト制度は滅んだ」と言うが...。

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2009年7月24日

09年の肖像「高 政美」:片山通夫

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  高さんは数奇な運命をたどった一人である。3歳の時、両親とともに、北朝鮮への帰国船に乗った。その時一緒だった兄は10代半ばだった。帰国船が北朝鮮の港に着くなり兄は激しく下船を拒んだ。

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2009年7月17日

09年の肖像「クレタ」:片山通夫

090717mk.jpg サハリン韓国語テレビ放送の記者である彼女は、アルメニア人だ。自分ではカメラを持って取材はしない。しかし、十分な調査とインタビューで一つの番組を組み立てる手腕には脱帽する。むろん韓国語はできない。

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2009年7月10日

09年の肖像「カン・チョルファン」:片山通夫

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 簡単に彼・カン・チョルファン(写真)の経歴を最初に紹介しておこう。1968年8月18日に北朝鮮・平壌市で生まれた。現在、韓国の朝鮮日報(新聞)の記者として活躍している。

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2009年7月 3日

09年の肖像「田中了さん」:片山通夫

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 北方少数民族をご存じだろうか。サハリンに住んでいた「ウイルタ」という北方少数民族で、戦後シベリアに抑留された一人の男の足跡を辿った本を田中了さん(1930年生まれ・写真)が以前出版した。

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2009年6月26日

09年の肖像「オルガ」:片山通夫

090626mk.jpg フルネームで書くとKhai Ok Dya と言うそうだ。サハリン州立美術館のキューレータである。先ごろ開いた筆者の写真展の担当をしてくれた。この写真を撮ったとき、彼女は少し悩んでいたようだった。 

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2009年6月19日

09年の肖像「本多立太郎翁」:片山通夫

090619mk.jpgご本人は「翁」などと言われればさぞかしご不満だろう。本年95歳だとか。そしてなお現役で活躍されておられるのだから、「翁」と言うのはまずいかもしれない。「翁」と言う文字の持つ響きが「既に退役された」かのような印象を持つからである。しかし「年上の方を敬って」という意味もあるそうだ。

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2009年6月11日

09年の肖像「クリスティーナ」:片山通夫

kristina.jpg  サハリンの大学生だ。専門はジャーナリスト課程。ロシア人にしては華奢な体で、重いカメラを持って走り回る。

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2009年5月21日

09年の肖像「ソコル(大谷)の韓人二世」:片山通夫

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 この写真は今年3月に撮った。吹雪の翌日のことである。場所はユジノサハリンスク郊外のソコルという村の入口。この村には戦後朝鮮人が多く住んでいる。写真の徐順愛(ソ・スンエ)もその一人だ。

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2009年5月20日

09年の肖像「島根の夫婦」:片山通夫

 090520mk.jpg島根県と広島県の県境にある集落に取材に行った。そこはいわば、中国山地のど真ん中である。広島駅から車でたっぷり3時間はかかる。その集落は最年少の人でも60歳である。「もう40年も若者を見ていない」とこともなげに言う。

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