'."\n" ?> 片山通夫の「取材手帖」:コラム風「木枯し寒く・・」片山通夫
片山通夫の「取材手帖」

2009年11月 7日

コラム風「木枯し寒く・・」片山通夫

  冬という季節の到来を予感させた今週だった。大阪には木枯し一号が吹いたと気象庁の発表もあった。木枯しとは西高東低の冬型の気圧配置になったとき、北寄りの風速8メートル以上の風が吹くとその風を指すのだそうだ。北寄りの風はユーラシア大陸から日本に向かって吹いてくる季節風のことだとか。日本海側では時雨となり、太平洋側では乾燥した風となる。

 ところでサハリンでこの夏、ようやく新築のアパートを買ったという筆者の知人がいる。面白いと言っては申し訳ないが、つい最近、11月はじめまで暖房が入らなかった。ご承知のように、サハリンでは10月半ばと言えばもう関東や関西での真冬の気温だ。木枯しどころではない。その知人は2週間あまりのあいだ暖房なしで過ごしたという。
 「これがロシアさ」・・・。知人の言である。

 目を我が国に向けてみると、ここにも木枯しが身にしみるという人々がいた。所謂貧困層と類別される人々が我が国で極端に増え続けている。ちょうど、ヒョウタンの形をしたように、中間の人々が少なくなり、下層が極端に増えているということだ。

 間もなく今年も終わる。昨年日本各地で年末の風景となった年越し派遣村は今年も減少する気配はない。

 期待された民主党政権もなんとなくまとまりがなく、政権与党で最大政党の民主党と、鳩山政権の間には木枯しとまでも言わないが、隙間風が吹いているようだし、自民党もいまひとつ元気がない。このような政権、政党を頂くわれわれ国民には容赦ない木枯しが吹きすさぶ。

 ここは一番、政権にも政権政党にも国民のための政治をしてもらわなくては・・。
 ハトヤマサン、オザワサン、来年の選挙の前にこの年末の国民の生活をまず考えるべきだ。サハリンの知人じゃないけど、サムサノフユを国民に過ごさせる政治は間違っている。

2009年11月 7日 09:30

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