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片山通夫の「取材手帖」

2009年10月25日

今週の一枚「闇の向こう」:片山通夫

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 このトンネルは九州の大分県、中津江村へ向かう途中のトンネルだ。この時、筆者は中津江村という山村の取材に行った。取材というか所謂ロケハンである。曲がりくねった道路に何箇所かこのようなトンネルがある。トンネルがなかった時代、もっと曲がりくねった細い道があったはずである。このようなトンネルが出来ることによって、トンネルの向こう側にある地域の利便性は格段に向上した。

 なんだか、田中角栄元首相のようになってきたがそれは事実である。しかし残念ながら、元首相の時代には想像もつかなかったことが現在日本の各地方で起こっている。過疎である。いや過疎は昔からあった。その過疎の程度が想像を絶するようになった。高齢化、中央集中などによる「限界集落の存在」である。

 トンネルの向こうに見える光は何を語るのか、これからじっくりとその中に身を置いてみたい。

2009年10月25日 11:30

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