'."\n" ?> 今西富幸の「思考する読書」:編集局からの手紙 26 「めだかの話 その6」:今西富幸
今西富幸の「思考する読書」

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2009年9月22日

編集局からの手紙 26 「めだかの話 その6」:今西富幸

 わが家のベランダに並ぶ水槽のめだかたちもようやく夏の産卵期を終えたようだ。稚魚水槽ではいま、100匹以上の子めだかが育っているのだが、先日、その水槽を観察していてある異変に気がついた。

 じつは稚魚のなかに片目のめだかが混じっていたのだ。それも、10匹以上はいるだろうか。視野のバランスがとりにくいのか、同じところをクルクルと回っているのですぐに目についた。幸い、いまのところ餌にも旺盛に食いつき、いたって元気に泳いでくれている。なぜ片目で生まれたのかはわからないが、このまま順調に育ってくれることを祈るばかりだ。
 さてベランダから人間界に目を転じれば、さきの総選挙で圧勝して発足した鳩山内閣への期待値は新聞各紙の世論調査を見る限り、相当に高いようである。おそらく、小泉政権とは真逆の方向でさまざまな改革が進められそうだという予感がこの結果に結びついていることは間違いない。ある報道によれば、定住外国人への地方参政権の付与について、小沢一郎幹事長が前向きに検討しているとのことだ。現時点で拙速に評価を与えることは慎むべきだが、少なくとも自民党時代にはなかったある種の潔さ、失敗を恐れない前向きさ、そしてそれに伴う決断力を国民が肌で感じ取っているのではないだろう。引き続き、政治が真のダイナミズムを発揮することができるのか否か。前向きに、しかも注意深く見守っていきたい。

2009年9月22日 00:00

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