今西富幸の「思考する読書」

2009年8月11日

編集局からの手紙 25「裁判員裁判について」:今西富幸

 全国初の裁判員裁判となった「東京都足立区の隣人女性殺害事件」の判決がこのほど、言い渡された。懲役16年の求刑に対し、下された結論は懲役15年。この結果を知り、わたしはひとまず、動き始めたばかりのこの制度に前向きな評価を下そうと思った。この欄で裁判員制度について書いた三室委員の結論とは異なる意見になるけれど、その理由を説明する前に少しばかりの寄り道をお許しいただきたい。

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2009年8月 8日

コラム「風」 No7「書き続けることの意味」:今西富幸

 H氏賞といえば、詩の世界では最も人口に膾炙した賞だ。だからというわけでもあるまいが、「詩壇の芥川賞」などといういささか俗物的な冠をつけてマスコミが報じるのを、現代詩になじみのないひとでも一再ならず、耳にしたことはあるだろう。
 

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