<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rdf:RDF
xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
xmlns:admin="http://webns.net/mvcb/"
xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/"
xmlns="http://purl.org/rss/1.0/">
<channel rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/">
</channel>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-65.html">
<title>蛇行社通信「明るい花を咲かせよう」：吉田智弥</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/14/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-65.html</link_Individual>
<description>　吉田智弥さんの個人誌「蛇行社通信」１２月号の巻頭エッセーを転載します。 ******************************************* 　「明るい花を咲かせよう」     10月の初めに 『明るい花を咲かせよう』 ...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　吉田智弥さんの個人誌「蛇行社通信」１２月号の巻頭エッセーを転載します。<br />
*******************************************<br />
　<strong>「明るい花を咲かせよう」</strong><br />
 <br />
  10月の初めに 『明るい花を咲かせよう』 という冊子を発行した。下市中学は「障害」を理由に谷口明花さんの入学を拒否したが、その「事件」の問題点をまとめて、今後の討議資料として活用してもらおうと編集したものである。<br />
　その中に「インターネットの掲示板などに書き込まれた意見」を掲載している。全文は冊子を参照して頂くとして、以下のABCはその一部を抜粋したもの。<br />
--------------------------------------------------------------------------------------------<br />
A「こういう言い方すると誤解を招くけれど、「強いものが弱いものに合わせる社会」は　いずれ滅びると思う。なにしろどんどん弱くなるから。もちろん程度にもよるが、彼女　の場合は周囲にかかる負担が大きすぎるような気がする」。<br />
B「そもそも手足の一本欠如しているとかではなく、脳性マヒで両足と片手が使えなくて　普通の子供と同じ学校に通って楽しいの？」　<br />
C「難しい問題ですね。現実問題、お金でしょう。障害の子も普通に教育を受ける権利は　あるのと同様、健常な子も、普通に教育を受ける権利があるのです。その子一人のため　に、多くの生徒が不利益を受けるのです」。<br />
--------------------------------------------------------------------------------------------<br />
  パソコンのネット空間にあふれる上記のような文言は、二重の意味でとても読み切れない。第一に、量が多すぎて「読み切れない」。第二に、少し読むだけで心が疲れる。ため息が出て「読み切れない」。標的にされている当事者には尚更だろう。<br />
  だが、これらの匿名の「意見」については、それがいかに差別的で無内容であったとしても、無視すればよいというものではない。〈 障害者は我慢すべきだ 〉 という考え方は単なる「ネット右翼」の謬論(びゅうろん)にとどまらないからである。<br />
  上記ABCの「意見」は偶然目についたものなので、これらで同種の反応の全てを代表させるわけにはいかないが、基本的な点で共通している部分がある。<br />
　一つは、これらは教室の中のイジメと同じ理屈だということである。「強い」「普通の」「多くの」集団の利益がすべての判断の基準になっている。ここでは加害者側であるが、日常的には彼らは「イジメられっ子」か、又はその予備軍である可能性も大きい。自分が助かるためにより弱い立場の者を攻撃する、そうした性向が身についているのだ。<br />
  二つめは、実際に「障害をもつ」友人がいないことである。だから自分のイメージの中の「弱い立場」の障害者に同情することはできても、自己主張をする障害者を認めることができない。ABCらが少しの「負担」「不利益」でも避けようとするのは、毎日の学校生活がすでに限度いっぱいの「負担」「不利益」を彼らに強いているからである。<br />
　これらは「障害者」問題である以上に、「健常者」にとってより深刻な問題である。<br />
*********************************************************************<br />
以上<br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-14T05:46:51+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/no25eatrip.html">
<title>映写室　NO.25　eatrip（イートリップ）：犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/11/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/no25eatrip.html</link_Individual>
<description>　　　　―ごはんのじかんです。― 　おなかよりは心のごはんのような作品だ。食にこだわりを持つ、職業も年齢も違う出演者たちが身にまとう、クリエイティブな匂いに心を擽られた。「人と食を巡る、映画のかたちをした、ごはん」と言うキャプションがついて...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　　　　<strong>―ごはんのじかんです。―</strong></p>

<p>　おなかよりは心のごはんのような作品だ。食にこだわりを持つ、職業も年齢も違う出演者たちが身にまとう、クリエイティブな匂いに心を擽られた。「人と食を巡る、映画のかたちをした、ごはん」と言うキャプションがついているが、まさに食は生き方だ。誰もの生き方のセンスがよくて、このドキュメンタリーをお洒落に仕上げる。監督はテレビ、ラジオ、雑誌等で幅広く活躍するフードディレクターの野村友里（のむらゆり）さん。全編フィルム撮影と言うこだわり様で、"食"の周りの言葉にならない空気感を映します。<br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-217.html">＜続きを読む＞</a><br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-11T09:16:34+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-64.html">
<title>映写室　「無防備」市井昌秀監督インタビュー（後編）:犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/06/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-64.html</link_Individual>
<description> ―息子の誕生に命の大切さを思う― ＜昨日の続き＞ ―富山と東京の違いはどうですか？　物を書く仕事で、東京は時間の流れが速く、情報が多過ぎて自分を見失いそうだからと、敢えて不便な地方に住み距離をとっている知人がいますが。 ＜続きを読む＞...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p> <strong>―息子の誕生に命の大切さを思う―</strong></p>

<p>＜昨日の続き＞<br />
<strong>―富山と東京の違いはどうですか？　物を書く仕事で、東京は時間の流れが速く、情報が多過ぎて自分を見失いそうだからと、敢えて不便な地方に住み距離をとっている知人がいますが。</strong><br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-214.html">＜続きを読む＞</a></p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-06T08:00:32+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/1000-1.html">
<title>映写室　「1000年の山古志」橋本信一監督インタビュー（後編）:犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/06/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/1000-1.html</link_Individual>
<description>　　　―中越大震災と闘った小さな村の物語― ＜昨日の続き＞ ―ええ、そうでしたね。 橋本：山古志は元々地震や地すべりがあった土地で、それを乗り越えて命を繋いで来ている。ここの様な中山間地は日本の大部分を占めています。映画に出てくる人々がどう...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　　　<strong>―中越大震災と闘った小さな村の物語―</strong></p>

<p>＜昨日の続き＞<br />
<strong>―ええ、そうでしたね。</strong><br />
<strong>橋本：</strong>山古志は元々地震や地すべりがあった土地で、それを乗り越えて命を繋いで来ている。ここの様な中山間地は日本の大部分を占めています。映画に出てくる人々がどう生きているかを描いたら、日本人の生きてきた姿が浮かび上がるはずだと思いました。元々日本人は人の繋がりを大事にして、自然と共生して生きてきたんですよね。「掘るまいか」を撮った時から、（この村の深さは何だろう？）と思っていました。腹にすとんと落ちなかったそんなものが「1000年の山古志」のテーマに繋がったんです。（これは日本の村の物語だよね）という、うっすらと感じていたものが、ラストまで撮って解ったというか。俺達が作りたかったのはこういうものだったんだと、作りながら解りました。<br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-216.html">＜続きを読む＞</a><br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-06T07:56:23+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-63.html">
<title>徒然のサハリン「寒い！！」：オリホヴィク　美香</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/05/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-63.html</link_Individual>
<description>  前回の選挙の様子の話で、「選挙前だから暖房は予定通り入るだろう」と書きました。その通り、うちのアパートの暖房＆給湯は10月に入ってすぐに始まりました。良かったと思ったのもわずかのこと。 ...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>  <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://j-net.obei.jp/contributor/images/091105mo.jpg"><img alt="091105mo.jpg" src="http://j-net.obei.jp/contributor/assets_c/2009/11/091105mo-thumb-130x97-667.jpg" width="130" height="97" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></a></span>前回の選挙の様子の話で、「選挙前だから暖房は予定通り入るだろう」と書きました。その通り、うちのアパートの暖房＆給湯は10月に入ってすぐに始まりました。良かったと思ったのもわずかのこと。<br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　　選挙の2週間後くらいから暖房が止まる地区が出始めました。人々は「やっぱり、選挙が終わったからね」とあきらめムード。しかし10月の最終週の終わりに雪が本格的に降り始め、外はマイナス気温になったところで、約1週間前からうちのアパートのある地区も暖房＆給湯が止まってしまいました。よく暖まった後なので２、３日は我慢できますが、それ以降は室内も寒くて仕方がありません。<br />
　2週間前に息子がインフルエンザにかかり、やっと治ったばかりだというのに、こんなに寒くては風邪をひいてしまいそうで心配です。</p>

<p>　ところで、2週間ほど前にうちのアパートの前が舗装されました。ただし、写真のように本当にアパートの前だけなのです。アパートの前から一歩出れば、相変わらずのドロドログチャグチャの土の道路。何でこんなことになっているのか不思議でたまりません。しかも、工事の仕方がおもしろい。素人の私が見ても大きな？がつく工事。雨続きでグチャグチャ水たまりだらけの道路に砂利をしいてアスファルトを敷いただけ。いったいどのくらい持たせるつもりなのか。わけが分からん！<br />
　現在、ユジノサハリンスク市では古いアパートの外壁の補強工事を行っています。補強工事といっても、古いコンクリートの壁の上にサイディング材をはっていくだけなのです。それも、そのはり方がすごい。目地を埋めるとかしていないのです。しばらくはいいでしょうが、何億円ものお金を使った割にはお粗末な工事としかいいようがありません。せっかく良い材料を使っても、その使い方が悪ければどうにもならないということまでは頭がいかないのでしょうか。夫に言わせると、こうして粗悪な工事をしていればエンドレスなので、いつまでも中央からお金を引き出せて自分のポケットに入るお金が続く、というのです。そう、偉い人は頭の使い方が違うのです。</p>]]>
</content>
<dc:date>2009-11-05T13:38:32+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/1000.html">
<title>映写室　「1000年の山古志」橋本信一監督インタビュー（前編）:犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/05/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/1000.html</link_Individual>
<description>　―中越大震災と闘った小さな村の物語― 　未曾有の災害となった2004年の中越地震からもう5年。私が山古志の名前を知ったのは、あの時流れた全村避難のニュースでした。半分崩れ落ちた道、美しい棚田や錦鯉の池の崩壊、牛舎に取り残された牛たちの姿と...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　<strong>―中越大震災と闘った小さな村の物語―</strong></p>

<p>　未曾有の災害となった2004年の中越地震からもう5年。私が山古志の名前を知ったのは、あの時流れた全村避難のニュースでした。半分崩れ落ちた道、美しい棚田や錦鯉の池の崩壊、牛舎に取り残された牛たちの姿と、自然の猛威を見せ付けた映像が忘れられません。それと共に、暫くして届き始めた、あれほどの破壊の後でも村の人々が少しずつ山に帰っているというニュースに驚いたものです。<br />
　この作品は、山古志村を舞台に「掘るまいか」を撮った橋本信一監督が、震災の2週間後からカメラを回し続けたもの。1000年の歴史を持つ村が、災害に負けずどうして再生を目指せたのか。村人たちの不屈の魂、英知を探っていきます。そこから浮き上がるのは、山古志だけではない、私たち日本人がもっていた生きる力、普遍的なものでした。橋本監督にお話を伺います。<br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-215.html">＜続きを読む＞</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-05T09:11:26+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-62.html">
<title>映写室　「無防備」市井昌秀監督インタビュー（前編）:犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/05/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/post-62.html</link_Individual>
<description>　　　　　―息子の誕生に命の大切さを思う― 　妻の懐妊で思いついたという、大きいお腹と同時進行のこの物語は、ドキュメンタリーなのか、劇映画なのか？　題材と共に、境界を曖昧にした斬新な手法が光ります。そんな独特のスタイルと出産を真正面から扱っ...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　　　　　<strong>―息子の誕生に命の大切さを思う―</strong></p>

<p>　妻の懐妊で思いついたという、大きいお腹と同時進行のこの物語は、ドキュメンタリーなのか、劇映画なのか？　題材と共に、境界を曖昧にした斬新な手法が光ります。そんな独特のスタイルと出産を真正面から扱った大胆さに、第30回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)はグランプリを含め3部門の賞で応えました。さらに第13回釜山国際映画祭コンペティション部門ではグランプリを受賞し、第59回ベルリン国際映画祭への正式出品と勢いが止まりません。市井昌秀監督に制作秘話等を伺いました。<br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-213.html">＜続きを読む＞</a><br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-05T09:07:59+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/ken-6.html">
<title>◆現代時評：「金色のネクタイ」　ken</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/04/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/ken-6.html</link_Individual>
<description>◆◆　アサヒコム　２００９，１０．０３　鳩山由紀夫首相が大事な場面で「勝負ネクタイ」として締める金色を基調としたネクタイが、注目されている。問い合わせが相次ぎ、売り場にコーナーまでできた百貨店も。その神通力と人気、いつまで続くか。（中略）　...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>◆◆　アサヒコム　２００９，１０．０３　鳩山由紀夫首相が大事な場面で「勝負ネクタイ」として締める金色を基調としたネクタイが、注目されている。問い合わせが相次ぎ、売り場にコーナーまでできた百貨店も。その神通力と人気、いつまで続くか。（中略）　売り場には、首相が愛用していると伝えられるイタリア製を含む、金色ネクタイ６種を集めた小さなコーナーがつくられ、陳列棚には「勝負ネクタイはＧＯＬＤ」と書かれた表示板があった。金一色のネクタイがあれば、金のストライプ入りのものもある。 </p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>■■　鳩山首相がステージで一席喋るとき、必ずといっていいほど金色のネクタイを締めている。　ファースト・レディー幸夫人のお見立てだそうで、イタリアの服飾メーカー、 ゼニア（zegna）のブランド品とのこと。　試みに、ゼニアのネットで調べると、金色タイの９４３番はいま売り切れになっているが、日本における小売標準価格は１６８００円前後、海外では１６０ドルから９５ドルていどで、普通に値引き販売しているらしい。　<br />
　<br />
■■だいたい、表立った場所へ紳士が出てゆくときの、ネクタイ柄はストライプか無地物がほぼ絶対になっている。それ以外の柄物を締めることは先ず無い、というのが然るべき紳士の身嗜みと決まっている。ストライプとは太目の斜め横縞柄で、ふつう業界でレジメンタル・ストライプと称する。　縞は、英国は右上がり（カタカナのノの字の方向）、米国はその反対向きの縞だが、最近のオバマ大統領は英国式の右上がり縞タイを着用しているようだ。　レジメンタルとは「連隊」の意。もともと所属各連隊がスコットランドのターターン・チェックのようにそれぞれ別の縞の太さや色彩の組み合わせで他連隊との識別をしていたのが起源で、いわば各所属集団の紋章のようなものである。</p>

<p>■■　ボクの古い顧客にシアーズ百貨店へ納入するネクタイ・メーカーがあり、４０年前にシカゴのその工場を訪問したとき、記念に同社製品のネクタイ半ダースをくれたことがあった。　それがすべて同一の縞柄で、ただ縞の色だけが６本ともそれぞれ異なっていた。　どうせ呉れるなら柄違いのものをと思ったが、貰ってのち数年、その異色で同柄の縞ネクタイを上着の色に応じ交互に着用してみて、その便利さと、趣味の不思議な高尚さに感心した記憶がある。</p>

<p>■■　それともう一つ、１０年ほど前に北イングランド数都市へホームステイで親善訪問したことがある。宿泊のお礼にネクタイでもお送りしたいと申し出ると、先方の紳士方は異口同音に「ネクタイをもらうのはいいが、必ずストライプ柄のものにして欲しい」という。　ボクは日本独特の美しい友禅柄のものでもと思っていたが、「カリフォルニアの百姓でもあるまいし、英国ではストライプ柄でないと締めるわけにはいかない」とのこと。　それでボクは、ネクタイ柄にもそれなりの伝統があり、日本のように美しければどんな柄でもいいというわけではない、と知ったのであった。</p>

<p>■■それにしても今回の鳩山首相の金色燦然としたネクタイはいかがなものか、あまりにもけばけばし過ぎないか、と初めのころボクは思った。　ところがネット上の議論で見る限り、だいぶおおぜいの日本人が、あの首相のネクタイに目をつけ、格好いいと思っている形跡がある。　だから街の洋品百貨店では、いま金色ネクタイの品切れが続いているとのこと。　そう思い、あらためて10月２６日の議会所信表明演説のときの首相の写真を見直してみた。　するとこれはしたり、なかなか立派ではないか。　</p>

<p>■■　なるほど、過去の首相の正装をした風体（ふうてい）とは少々異なるが、だからといって例えば、小泉劇場首相のような胡散臭さは微塵もない。鳩山首相６２歳とはいえ、どことなく昔の若殿ばらの初陣のような清心溌剌の感じがなかなかいい、これはいかす。　幸夫人のファッション・センスの良さだろうか。　争いの修羅場にある政治家たちも、今後こうした身なりの美的感覚が必要だ。</p>

<p>■■　ややこしい政治の駆け引き、鬩ぎあいはいっさい部下の大臣、副大臣に任せきりで、「最後は私が決めます」といいつつ、国内のみならず海外の国際会議で「友愛外交」を吹きまくるのにはあの金色のネクイがいちばんお似合いであろう、とボクは思った。とくに金色服飾品は白人には向かず、有色人種にぴたりと合う。</p>

<p>■■　だいたい日本の、近年の首相・政治家たちは形振（なりふり）を構わなさ過ぎた。　と言うより、「これはいい男」と外国人をして思わしめるような政治家が日本には居なかった。　大久保・牧野・吉田以来の名家の御曹司を売り看板の麻生首相も、いいのは洋服の仕立てだけで、口元が野卑で紳士にほど遠かった。　安部晋三元首相は泣きべその病気姿だけが印象に残った。　福田康夫氏については、実直さは理解できたものの、首相の地位に位負けしてか終始影が薄過ぎた。　小泉元首相の風体は、ポチが飼い主に愛想笑いするさもしさだけがクローズアップされ、議会では大根役者の立ち回り、つまりは品の無さがまともに見て居れなかった。</p>

<p>■■　そこへ行くと今回の鳩山首相。最初、あのぎょろ目とコミカルな人相が気になった。　が、首相に就任したとたん、アレッと驚くほど人相・人品が大きく変わった。　穏やかで貴族的な雰囲気になり、まさに源平時代の若殿ばらの初陣といった感じなのだ。　なぜあのように急激に変身できたか、それを不思議とこそ思え。</p>

<p>■■　おそらくその変身の最大の理由は、よかれあしかれ、斬った張ったの政界闘争の現場から一人距離を置き、世間でいう宇宙人に変身したからであろう。　ややこしいことはすべて並び大名の大臣・副大臣ら政務三役に任せきり、「よろしく頼む、内輪で結論が出ぬときは首相が最後に決断するから」と言い切り、ご自身は国際舞台のスターになりきっている。　まさに大国日本の、天晴れな御大将ぶりと言えよう。　</p>

<p>■■　鳩山首相の説く「友愛・博愛精神・人間のための経済・世界の架け橋・国民生活第一・弱者救済」は、決して宇宙人の「甘っちょろい夢」では無い。　日本という立派な国の、首相による立派な理想目標であると感心するだけでいい。　首相たるもの、そうした大目標を先ず立て、目先のこまごました政治実務は政務三役に総てこなさせれば、首相の役目はじゅうぶんに果たしている、と解釈すべきである。　それを、「甘っちょろい首相の夢物語」などと貶す（けなす）ような、野に嘯く庶士の下卑た評論などは、とうぶん黙過すればいい。　将に将たるものは些事に拘ってはならない。</p>

<p>■■もし後日、不幸にして鳩山内閣が失政したときは、その軌跡を追って鳩山首相を弾劾するのはとうぜんであるべきだ。　が、いまからその失敗を期待し杞憂で世を惑わすのは、野党たる自民党の政争技術に任せておけばいい。</p>

<p>■■　もっとも、最近の鳩山首相の華々しい変貌ぶりの、後の半分の理由は、あの金色燦然としたネクタイのせいではないだろうかとボクは思う。　日本人は往々にして言う、「日本の紳士、つまり誇り高き武士たるものは華美を慎むべきだ」と。　しかし、かっての日本の武士（もののふ）、必ずしも質素でなかった。　試みにＴＶ映画を見るがいい、直江山城兼続の鍬型竜頭は、いやが上にも美々しく巨大な「愛」の字の金彫で飾られていた。　</p>

<p>■■　いま我らの首相鳩山由紀夫の晴れの門出は、エルメネジルド・ゼニアの金色ネクタイを「友愛」の胸に飾り、日本の新しきリーダーとしての紳士ここにありと、その見識のほどを世界に誇示するのに何の逡巡が要ろう。　今後は、日本の政治家諸君も西欧並みに美しく着飾り、「さすが世界の一等国日本よ」と、諸外国からその精神のみならず、粋（いき）さも共に称えられるようになりたいものである。　</p>

<p>■■　ところで、粋（いき）ということは大事なことである。　戦前の京都大学を代表する大哲学者九鬼周造は名著「いきの構造」を著わし、それは超ロングセラーとしていまなお版が続いている。　われわれ日本人が粋（いき）の心を忘れなければ、たといＧ８・Ｇ２０に参加しても、集合写真の隅の方に追いやられることはない。　堂々と写真中央に位置し、世界の超一流国家たり得るだろう。　そして、かっての日本国で流行った、あの「どぶねずみルック」は、もうこの辺りで完全に終わりにしたいものである。　</p>]]>
</content>
<dc:date>2009-11-04T10:56:43+09:00</dc:date>
</item>

<item rdf:about="http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/no24.html">
<title>映写室　NO.24　スペル:犬塚芳美</title>
<link_daily>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/04/</link_daily>
<link_Individual>http://j-net.obei.jp/contributor/2009/11/no24.html</link_Individual>
<description>　―小さな不親切が引き起こす悲劇― 　「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督の最新作が届いた。あまりの過剰さに悲劇なのか喜劇なのか解らない。恐怖で震え上がってはいても、後ろの席からは笑い声が聞こえてくる。そうなのだ、これって笑い飛ばせ...</description>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">
<![CDATA[<p>　<strong>―小さな不親切が引き起こす悲劇―</strong></p>

<p>　「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督の最新作が届いた。あまりの過剰さに悲劇なのか喜劇なのか解らない。恐怖で震え上がってはいても、後ろの席からは笑い声が聞こえてくる。そうなのだ、これって笑い飛ばせば良いんだと気付いても、私のセンスでは固まったままだ。これってセンスを試されているのかも？　誰かの笑いの引き金がいる。たまにはそんな奇想天外なハチャメチャも良いだろう。さあ、史上最悪の敵とは誰か、ほんの些細な不親切から極限に追い詰めらる主人公と一緒に、最悪の3日間を経験してみよう。ちなみに「スペル」とは、呪文や呪縛にかけられている状態を指します。<br />
<a href="http://eiganotubo.blog31.fc2.com/blog-entry-212.html">＜続きを読む＞</a><br />
</p>]]>
</content>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja">

</content>
<dc:date>2009-11-04T08:25:06+09:00</dc:date>
</item>

</rdf:RDF>
