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2009年7月 7日
<エッセー> 「神戸元気の集い」:朴明子
「KOBE観光特使」という肩書きを持っている人たちが、全国に400余人存在する。6年前から神戸市が2回、全国から募集し神戸大好き人間に「特使」の認定をしたものだ。 多くの人に足を運んでもらえるよう神戸の良さをPRするという役割を持つが、他に特別な規定は無い。私もその1人だが、先だってその特使の何分の一かが神戸に集まった。
例の新型インフルエンザ騒動で、神戸をはじめ兵庫県へ訪れる人の足が遠のいていた。一時は街が閑散として商店街はシャッターを下ろしている店舗もあったほどだ。ホテル・旅館などの観光業もキャンセルが相次ぎ閑古鳥が鳴いていた。
だが今はマスクをしている人を見ることはない。元気を取り戻した神戸をみてほしい、神戸にどうぞ、と発信するために初めて観光特使が緊急集合し、「KOBE観光特使『神戸元気の集い』」という催しを開いたのだった。特使を含めその友人知人が120人ほどポートピアホテルに集合、ティーパーティーで交流を深めた。
主催者の神戸市観光・ホテル旅館協会の挨拶からは、何とかこの苦境を脱して活気のある街を取り戻したいという切実な思いが伝わってきた。
私は以前住んでいた愛知県の友人2人に、元気な神戸を見に来ていろんなところへ発信して欲しいと声を掛けたら、お役に立つならと駆けつけてくれた。神戸の一生懸命の姿をしっかり自分の目とカメラのレンズに映していってくれたはずだ。
私は引っ越してきて12年。終の棲家は神戸でと考えていたから、6年前に観光特使の募集があったとき直ぐに応募した。これまでどれだけの人たちを誘っただろう。愛知県や他県の友人がやって来たら頼まれもしないのに街を案内して歩いた。
「何度も神戸に来たことあるけど、こんなに楽しかったのは初めて」
と言われたりすると観光特使の顔が立ったとひとり悦に入っている。
観光ガイドブックのような神戸だけではなく、
「地元の人間になったような散策が出来た」
といわれるような案内もする。
何が良いのだろうか。いろいろあるが、これまで住んでいた地よりも暑くないし寒くない。都会だが人がひしめき合って歩いていない。カフェで海風に吹かれながら山が望める。長田区などにはコリアンをはじめ外国人が多く住んでいて、様々な食材にお目にかかることが出来る。それは「外国人アレルギー」が他の地よりも少ないと感じることにつながっている。そんな土地柄が私には居心地良いのだろうか。
今、ホテルや旅館は「特得キャンペーン」でお得なプランがいっぱいだ。「行こう神戸キャンペーン」では無料解放している施設も多い。それぞれホームページを開いてみればきっと素敵な情報が見つかることだろう。
2009年7月 7日 00:02
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