'."\n" ?> チョン・ヨンスンの「ぽけっとジャーナル」:研究紀要第2号「在日外国人教育」著書出版の案内:鄭容順
チョン・ヨンスンの「ぽけっとジャーナル」

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2009年9月23日

研究紀要第2号「在日外国人教育」著書出版の案内:鄭容順

―全国在日外国人教育研究所からの出版―

このたび8月20日に初版として全国在日外国人教育研究所から「在日外国人教育」を出版。A5番136ページ建て。領価は600円。
問合せ先は全国在日外国人教育研究所、電話は075―212―1338
http://kenkyu.is―mine.net/

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著書内容は
現在、全国外国人教育研究所の所長である藤原史郎さんは「巻頭言に代えて」は「補章『育ち行く者たちと共に』―南果歩のカミングアウトに寄せて」は、尼崎市立尼崎高校に在籍していた在日コリアンだった南果歩さん(俳優)。在日コリアンが参加する会などを通して当時、教師だった藤原さんと高校生だった南果歩さんを回顧、また黒柳徹子の番組「徹子の部屋」で市立尼崎高校でカミングアウトしたことなどが記述されている。
筆者もずいぶん前に同高校の関係者からこの話は聞いている。
高校最後の人権学習の全校生徒集会で「私は韓国系日本人」ですと出自を明かした。本名は金勝美、日本国籍を取得した南果歩さんが皆の前でカミングアウトした。卒業式の日、南果歩さんから藤原教師に一通の手紙を託している。3年間のお礼とお別れの挨拶に添えて「これからの人生は自分の意思で頑張っていきたい」という内容だった。
そして藤原教師の定年退職の前年(2003年)だった。
PTAが子どもの育児について南果歩さんを市立尼崎高校に講師で招いて講演会を開いた。ただここで藤原教師は残念さを一言、語っている。
「カミングアウトした自分の出自にふれなかった」と。
講演後2人で会話するとき南果歩さんに「在日朝鮮人教育入門Ⅰ」を渡した。南果歩さんの名前はMのイニシャルで書いた。はたして読んでくれているだろうかと結んでいる。
他に寄せられた執筆原稿は映画監督・呉徳洙さんの「コラム 在日外国人教育(1)『韓流』と『拉致』に挟撃される『在日』、金井英樹さんは「1910年と石川啄木―『大逆事件』『韓国併合』百年」、正木峯夫さんは「竹中彰元・反戦と仏教」、尹達世さんの「『田母神論文』を検証する」、松谷操さんは「『ピースポート』なかなかユニークな船旅でした」、藤川正夫さんは「私の朝文研」、吉川弘さん(全国外国人教育研究所副所長)は「研究ノート(2)『もっと夜間中学のことを知ってほしい』―すべての都道府県に夜間中学を」、小西和治さん(全国在日外国人教育研究所事務局長)は「在日外国人教育実践で留意したいこと―子どもたちのアイデンテイテイ確立をどう支援するのか」、そして「第1回~第30回・全国研究集会レポート一覧」盛り込まれた。これまでの活動、主として在日韓国・朝鮮籍子弟の教育活動を報告そして今後の課題が記述されている。
一読する価値があります。教師を定年退職した後も在日韓国・朝鮮人そして新渡日外国人子弟の教育に熱心に取り組まれている元教師や現教師たちが活躍する研究所です。
同研究所は京都市中京区烏丸丸太町西入ルNHKビル3Fです。

2009年9月23日 11:52

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